おひとりさまな私にTwitterで話しかけてきた彼。

私はおひとりさまが大好きで、ひとりで旅行に行ったり食事に行ったりしては、趣味程度にTwitterにあげて備忘録としていました。

なぜか閲覧数が伸びてきて、知らない人からのいいね!が増えたり、コメントをくれる人がいたりと、素人なのに興味を持ってくれることが嬉しくなり、ずっと続けていたのですが、なぜか毎回コメントを残してくる人がいて、とても気になり始めたんです。

そこはひとりより二人でいく方がこんなことができていいよー!みたいな変な絡み方をする男性で、はじめは無視していたのですが、確かにそうかもと言うこともあり、ほんとに頻繁にコメントをくれるので、ある日冗談で、オススメの場所とかあれば教えて下さいと返信をしたんです。

それがはじめてのコンタクトでした。

そこからは一気に普通に色々やり取りをはじめて、彼もおひとりさまが好きだったのでよくひとりで動いていたことを知りました。

なぜ過去形か、今は結婚して奥さんと二人で行動をするようになり、同じ場所を訪れて発見したことを私に教えてくれていたということがわかったんです。

彼と私の行く場所がことごとく同じだったことから親近感を持ってくれたようでした。

しかも、こんなに趣味が似ているなら一度会ってみたいと言われたんです。

あまりにあっさりと誘われたもので、下心など微塵も感じずにいいですよ、と言ったのが間違いの始まりでした。

旅行の話って尽きないもので話しても話足りなくて何度も会っているうちに、男女の仲になってしまいました。

あっさりと書いているように思えるかもしれませんが、かなり葛藤しました。

何度も会うのを止めようと思ったし、せめて最後の一線だけは超えないようにと思いました。

でも、私の態度は真逆で、そんな目で見つめられてこのまま帰れるわけがないと言われてしまい、私の部屋に来てくれたんです。

そこから私の部屋は彼が来ることをずっと待つ部屋になってしまいました。

そんなに頻繁には会えません。

私から連絡をすることもできません。

もうおひとりさまであちこち旅に出掛けることはなくなってしまい、いつ彼が来れると言ってくれてもオッケーできるような範囲でしか行動しなくなりました。

彼は奥さんと相変わらずあちこち出掛けて幸せに過ごしているのは知っています。

彼と初めて結ばれた日、奥さんとの生活を乱してまで会うことはできないと言われました。

でも、それでもいいから私にも会ってほしいとお願いしたのは私で、だから彼からの連絡を待つしかないんです。

まさかこんなに好きになるとは思ってもなくて、会うたびに好きになっていくのを止められませんでした。

不倫は切なくて苦しいです。

できれば踏み込みたくなかったし、抜け出せるなら抜け出したいです。

彼とは結ばれないのはわかっているけど、彼と出会ってしまったことには後悔していません。

おひとりさまのときのほうが気楽でしたが、もう彼なしの人生に戻りたくはないんです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA